【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
「お父様、雪山に居た私を助けて迎えに来てくれたのはスノウと彼のお兄様たち、そしてユージンなのよ。他にもたくさんの方たちが危険を省みず捜索に加わってくれたの。確かに攫われたことは残念なことだけど、私はプリスコット家の方や仕えている方々にとても感謝しているわ」

 そう言ったティタニアに、複雑そうにカールは頷いた。納得し難いが、娘の言い分も事実であるからだ。

「義父上、ティタニアを攫った犯人についてはプリスコット家としては絶対に許すつもりはありません。父と兄たちも僕と同じ意見です。ご安心ください」

 さりげなく義父と呼んだスノウの言葉に急に機嫌を直したカールを見て、ティタニアはほっと息をついた。甘え上手な恋人は、未来の父親を懐柔するのもお手のものらしい。
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