【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
しばらく走ってから、深い森の中、開けた場所にある花畑にたどり着くと、ティタニアはスノウの背に自分の身を固定出来る革のベルトを慎重に外した。彼女が地面へと降りたのを確認すると、スノウはぶるぶると身をふるわせて一気に人化した。どさりと落ちた荷物から慣れた手つきで下履きを取り出すと、すぐにそれを履いた。季節的に気温はかなり蒸し暑くなってきていたので、上半身は裸のままで良いと判断したのか、振り返ってティタニアに聞いた。
「ティタニア。お弁当すぐに食べる?」
かなり朝早くに出発したので、昼食にするにはすこし早い時間だ。首を振ったティタニアに頷いて、スノウは大きな敷布を取り出すとなるべく緑の多い部分へと敷いた。
先に敷布の上に座り込んだ彼に促されて、ティタニアは靴を脱ぐとそこに腰掛けた。
「綺麗だね」
色とりどりの花が咲き誇る花畑は、なんでも地元に住む領民たちには有名だそうで、話を聞いてからいつか自分も来てみたいと思っていたティタニアは、スノウに向かって微笑んだ。徒歩で来ると何時間もかかってしまうそうなのに、雪豹に獣化出来るスノウと一緒だとそう時間をかけずに来ることが出来たのだ。
「……待って。ティタニア」
スノウはティタニアの背後に居るものに気がついたのか、ぽかんとして驚いた顔をしている。
「え?」
スノウが呆気に取られたような、そんな表情を見せることは少ない。慌てて後ろ振り向いたティタニアは思わず息をのんだ。そこには、ノーサムの森に住むという気難しいといわれている妖精が居た。ちいさな可愛らしい女の子のような妖精は、ふわっと蝶のような青い羽根を動かして舞い上がり、驚きで固まってしまった二人に悪戯っぽく微笑み、花畑の中心へと辿り着いた。
そうして妖精は踊り出して、そのダンスに誘われるように森の中から、たくさんの妖精たちが現れた。
「ティタニア。お弁当すぐに食べる?」
かなり朝早くに出発したので、昼食にするにはすこし早い時間だ。首を振ったティタニアに頷いて、スノウは大きな敷布を取り出すとなるべく緑の多い部分へと敷いた。
先に敷布の上に座り込んだ彼に促されて、ティタニアは靴を脱ぐとそこに腰掛けた。
「綺麗だね」
色とりどりの花が咲き誇る花畑は、なんでも地元に住む領民たちには有名だそうで、話を聞いてからいつか自分も来てみたいと思っていたティタニアは、スノウに向かって微笑んだ。徒歩で来ると何時間もかかってしまうそうなのに、雪豹に獣化出来るスノウと一緒だとそう時間をかけずに来ることが出来たのだ。
「……待って。ティタニア」
スノウはティタニアの背後に居るものに気がついたのか、ぽかんとして驚いた顔をしている。
「え?」
スノウが呆気に取られたような、そんな表情を見せることは少ない。慌てて後ろ振り向いたティタニアは思わず息をのんだ。そこには、ノーサムの森に住むという気難しいといわれている妖精が居た。ちいさな可愛らしい女の子のような妖精は、ふわっと蝶のような青い羽根を動かして舞い上がり、驚きで固まってしまった二人に悪戯っぽく微笑み、花畑の中心へと辿り着いた。
そうして妖精は踊り出して、そのダンスに誘われるように森の中から、たくさんの妖精たちが現れた。