【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
彼がいたはずの場所からここは、かなりの距離もありそれに三階のバルコニーだ。普通に考えたら、この短時間で移動できるはずはない。
けれど、ティタニアは昨日見た光景を覚えていた。巨木の枝と枝を渡り、するすると上がっていく身軽な姿を知っていた。遠い距離に居たはずの彼が今ここにいるのも、その超人的な身体能力を使ったのだとわかった。
彼の大きな手は、ジュリアンの手首を持っていた。それでもティタニアを離さないジュリアンの顔を見てから、一層力を込めたのか情けない悲鳴が上がった。
「痛っ……何するんだ。手首が折れるじゃないか」
「……嫌がる女性を、無理矢理触っていたんだ。それでも足りないように思うが」
スノウは、ジュリアンとティタニアの間に、自分の体をねじ込んだ。ジュリアンが視界から消えて、大きな背中に守られ、ティタニアはほっと息をつく。やっと安心出来る場所にいると、そう思ったのだ。
ユージンもいつの間にか、ティタニア達のすぐ傍に来ていた。何かを警戒しているのか、眉を寄せ厳しい顔をして三人の傍に居る。黙ったまま、事の成り行きを伺っているようだ。
けれど、ティタニアは昨日見た光景を覚えていた。巨木の枝と枝を渡り、するすると上がっていく身軽な姿を知っていた。遠い距離に居たはずの彼が今ここにいるのも、その超人的な身体能力を使ったのだとわかった。
彼の大きな手は、ジュリアンの手首を持っていた。それでもティタニアを離さないジュリアンの顔を見てから、一層力を込めたのか情けない悲鳴が上がった。
「痛っ……何するんだ。手首が折れるじゃないか」
「……嫌がる女性を、無理矢理触っていたんだ。それでも足りないように思うが」
スノウは、ジュリアンとティタニアの間に、自分の体をねじ込んだ。ジュリアンが視界から消えて、大きな背中に守られ、ティタニアはほっと息をつく。やっと安心出来る場所にいると、そう思ったのだ。
ユージンもいつの間にか、ティタニア達のすぐ傍に来ていた。何かを警戒しているのか、眉を寄せ厳しい顔をして三人の傍に居る。黙ったまま、事の成り行きを伺っているようだ。