【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 ティタニアは黙って首を振り、大きく温かな手の中から自分の手をそっと引いた。その動きに傷ついたようにも見えるスノウの顔に何故か、泣きたくなるようなそんな気持ちもあって自分の気持ちに戸惑ってしまう。

「……全部、聞こえていたんですね。獣人の耳ってすごいんですね」

 儚げに笑いかけるティタニアに対し、スノウとユージンの二人は気まずそうだ。あんな明け透けに、ティタニアが嘲られている会話を聞いてしまったのだから、無理もないかもしれない。

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