【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 それを知ればカールはきっとスノウの事を勧めるだろう。お金のことはなんとでもなると言うだろう。彼と現在の婚約者であるジュリアンを比較してしまうと雲泥の差がある。性質的な問題もあるだろうが、能力差もある。スノウは王に仕える騎士達の中でも、精鋭中の精鋭である魔騎兵であったのだ。きっと騎士学校でも優秀であったはずで、領地経営の勉強にも身の入らないジュリアンと比べるべくもない。

(お父様はスノウ様をとても気に入っている……私がお金のことを理由に、求愛を断ったことを知れば、悲しむかも知れない。これから彼らの前でどう振舞えば、一番良いんだろう)

 ティタニアは複雑な思いでゆっくりと笑顔で頷いた。
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