ただ1人の皇女様

来訪者

♢♢


私の誕生日から2週間が経った



最近パパが忙しくてほとんど皇宮で寝泊まりしている。



もう1週間以上会っていなかった



「ひとりさみしいぁ〜...」



─コンコンっ



「姫様ラインハルトです。」



急にノックがしたと思えばラインハルトが私の元へ来た。



「はいっていいよっ!」



「では失礼します」



なんだろ?ラインハルトもパパと同じでお忙しさんなのに



「きゅうにどうしたの?」


「それが...」


ラインハルトが目を伏せ気味にある事について話した。



「え...っとそれはつまり...」


「申し訳ございません...」



なんて事だ...まさかそんなことが起きるなんて



「とりあえずいきましょう、、」


─皇宮へ


私は華やかに着飾り"皇宮"に向かった。



馬車で数十分揺られ裏口の一部の関係者しか知らない秘密のルートを辿り客間の前に着いた



─コンコンっ



「リズナリア様をお連れ致しました」


「どうぞ」



中の人が合図するとラインハルトは扉を開けた。
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