愛毒、有名人はあの子。
ほかほかしてる。
ノリで、かもしれないけどあたしまで抱きついちゃった。
…出会って1日目。
――――あたし達は、親密な仲に進展した。
「…嵐ー」
「ん、何?」
「週刊誌とかに載ったらヤバいって」
「ヤバくねぇ」
「やー、まぢで。ファンとか泣くよ」
「いいって、付き合ってるワケでもないし」
…そ、
そっかぁ
だよね、付き合ってるワケでもない。
そーだよ、あたし達って今日初対面だったし。
慰めてもらってる…だけ…
だよねぇ。
「ん、あ。そーだね、嵐ってなんだか女遊び激しそうだしィ★」
言い返してやった。
なんだかムカッときたから。
1女として、ね?
このときは嵐がこんなにも傷つくとは思ってなかったんだ。
だってホントだも~ん。
「…夏純、お前。
本当にそんなこと思ってる…?」
「えぇ?…だって、好きでもない女に抱きつくとか
そーゆーことじゃん?」
―ビシィッ
とあたしが言ったからか、手の力が抜けていった。
そして普通に向かい合う。