愛毒、有名人はあの子。
「楽しいデートにしてよね★」
―ちゅ
ここが1番恥ずかしかった!
よろしくってことでホッペにkissするシーンだ。
でも嵐は演じきってるので、紅い顔1つしない。
それに比べてあたしは真っ赤か。
久しぶりのラブシーンだったから、…だよね…?
嵐…が相手だったからじゃぁ…ないよね…?
そうよ!そう!
あたしは頭を整理して続ける。
「ねぇ…聞いてるの?」
「あ、おう。…嬉しくて、喋れなかった…」
「…へ?」
…あたしの役の性格は、鈍感でマイペースな感じ。
とぼけている。
でもッッ
――――ヤバ…、本気で恥ずぃ///
嵐…ヤバいって…、あたし
どうかしてるってぇ…、なんで演技に集中できないんだろう。
((夏純も鈍感だった。
…そうなるとやっぱりカットがでた。
「夏純ちゃん、どした?顔、真っ赤だけど…
もしかして嵐くんに惚れた?」
「はぃっ?!…そ、そそそ、それだけはナイです!」
思いっきり否定。
ヤだもん、噂になるなんて… まして嵐となんて…
あ…
今気づいた。
もう夕方じゃん、これじゃ撮影…延期だ…
あたしのせいで…。