一途な御曹司は溺愛本能のままに、お見合い妻を甘く攻めて逃がさない
その時、肩を抱き寄せられて、驚いて見上げると鷹也さんだった。
鷹也さんはまっすぐ会長に目を向ける。
「それは私たちに任せていただけませんか」
「といってもお前ひとりの問題ではないぞ。結婚だってみなが賛成したわけでもないのだから余計に子どもは早く……」
そう言われて、私は言葉に詰まる。
この格差のある結婚は、確かにみんなが大手を上げて喜ぶようなことじゃないのは誰が考えても分かることだ。
鷹也さんはまっすぐと会長を見つめると、
「会長にもご納得いただいたはずです。それに、私は『大事な人』との子どもしか欲しくないとお伝えしたはずですよ」
とはっきり言ったのだった。
鷹也さんはまっすぐ会長に目を向ける。
「それは私たちに任せていただけませんか」
「といってもお前ひとりの問題ではないぞ。結婚だってみなが賛成したわけでもないのだから余計に子どもは早く……」
そう言われて、私は言葉に詰まる。
この格差のある結婚は、確かにみんなが大手を上げて喜ぶようなことじゃないのは誰が考えても分かることだ。
鷹也さんはまっすぐと会長を見つめると、
「会長にもご納得いただいたはずです。それに、私は『大事な人』との子どもしか欲しくないとお伝えしたはずですよ」
とはっきり言ったのだった。