second love secret room クールな同僚医師の彼に溺れる女神:奥野医師&橘医師特別編完結
「佐藤さん、それ以上奥野先生をイジってはダメです・・・・そしてこちらが、今回から院内では周産期センター専属で従事してくれることになった臨床心理士の志賀さん。」
周産期センター専属の臨床心理士
ずっと欲しかった人材
彼がその役割を担って下さるんだ・・・
「臨床心理士の志賀達也です。名古屋国立大臨床心理専攻出身です。宜しくお願い致します。」
『・・・臨床心理士・・・達也・・さん・・・?』
あれ?
『名古屋国立大学出身・・・・?もしかして、伶菜ちゃんと同期の?』
「・・・ええ。」
あ~!!!!
この人、伶菜ちゃんのことが好きで日詠クンのところに乗り込んできた人だ!
あたし、その頃、南桜病院にいて、診察室前の待合室で彼と日詠クンが対峙しているところを丁度通りかかってしまって覗き見したっけ
南桜の看護師の福本さんが、“達也クンはいい男よ~、ナオフミくん、伶菜ちゃんを取られちゃうかもね~”って面白がっていた達也クン!!!!
でも、福本さんのお墨付きな人で伶菜ちゃんの友人なら信頼できる
「奥野さん、志賀さんと知り合い・・?」
「いえ、僕は初対面ですけど・・・」
『あたしは・・・知ってる・・・?どうだっけ?』
「橘先生、気にしてる~!!!!」
「佐藤さん!!!!」
橘クンと看護師佐藤さんとのやり取りですっかりと和んだ雰囲気になった。
志賀さんは驚いた顔を見せたけど、どこか慌てている橘クンを見て笑っている。
日詠教授夫妻も目を細めてその様子を見守ってくれている。
このチームならちゃんと走り出せる
難しい症例でもきっとみんなで支えていける
だからプレッシャーなんて感じなくてもいいんだ
『早速、皆さんの知恵を貸してほしい症例がいます!!!!』
あたしは遠慮することなく、新しい道を信頼できる仲間とともに歩み始めた。