second love secret room クールな同僚医師の彼に溺れる女神:奥野医師&橘医師特別編完結
そうだったんだ
橘クンも、今のこの時間、恋人らしい時間を一緒に過ごしたいって思ってくれていたんだ・・・
みやび・・・って呼んでくれていいのに
こんなところでやっちゃいけないようなこと
・・・してくれていいのに
『して欲しい・・・』
「・・・みや・・び・・・?」
『こんなところでしちゃいけない・・そんなこと・・・して欲しい。』
「・・・あ~、俺・・・オチた。みやびに・・・」
さっきまで困った顔をしていた橘クンは、あたしを愛おしそうに見つめる恭になって、優しくあたしの頬をその大きな手で包みながらキスをし始めた。
最初はもったいぶるような軽く触れるキス。
もっともっと恭をすぐ近くで感じたいあたしは彼の肩に手をかけて深いキスを求める。
あたしのその想いを感じ取ってくれたのか、橘クンはあたしの頬に触れていた手を離してからすぐにあたしの身体を抱きしめ、あたしの唇を受け止めてくれる。
最初はあたしのほうが積極的なキスだったのに
いつのまにかあたしが彼のキスを受け止めている
彼のキスは唇だけに留まらず、首筋にも落ちてきている
早すぎず、かと言って、ゆっくりすぎずの絶妙なタイミングで落とされるそれ
首筋へのキスが気持ち良くて、それだけでも全身に甘い痺れが走るなんて彼と出逢う前は全く感じることはなかった
あたしのカラダが彼の腕の中でピクつくのも、我慢している声が漏れるのも仕方ない
「みやび・・・煽らないで・・・止められなくなる・・・」
『・・・あたしをこうしてるのは、きょう・・だよ・・・』
「今ので、もっと煽られたんだけど・・・」
そう言いながら、あたしをもっと強く抱き寄せたその時。
ピピピっ!ピピピ!
彼の院内PHSが彼の白衣のポケットの中で鳴った。