お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~
「寒くない?」
「・・・平気。」
今の咲にとって車に乗って移動をするだけでも、その揺れが傷口に響いてかなり辛そうだ。
後部座席に乗る咲は隣の玲に寄りかかり体を支えてもらいながら、痛みに顔をゆがめていた。
手を握るとじんわりと冷や汗をかいているのが分かる。
隣で支えると決めている玲も気が気じゃない。
今日は遠藤課長の葬儀。
犯してしまった罪は消えず、唯一の遠藤課長の家族である高齢の母は、通夜も葬儀も自宅でひっそりと行うことを選択した。
咲は病室で支度をしている時もかなり辛そうで、痛み止めを最大限使用している。
「頑張れ。」
「・・・ありがとう」
玲の言葉に咲が無理に微笑む。
こんなにもぼろぼろな状態でもしっかりと社長としての責任を果たそうとしている咲に、玲は複雑な気持ちになった。
「・・・平気。」
今の咲にとって車に乗って移動をするだけでも、その揺れが傷口に響いてかなり辛そうだ。
後部座席に乗る咲は隣の玲に寄りかかり体を支えてもらいながら、痛みに顔をゆがめていた。
手を握るとじんわりと冷や汗をかいているのが分かる。
隣で支えると決めている玲も気が気じゃない。
今日は遠藤課長の葬儀。
犯してしまった罪は消えず、唯一の遠藤課長の家族である高齢の母は、通夜も葬儀も自宅でひっそりと行うことを選択した。
咲は病室で支度をしている時もかなり辛そうで、痛み止めを最大限使用している。
「頑張れ。」
「・・・ありがとう」
玲の言葉に咲が無理に微笑む。
こんなにもぼろぼろな状態でもしっかりと社長としての責任を果たそうとしている咲に、玲は複雑な気持ちになった。