俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


俺は璃奈の肩に
まわしていた腕を緩め

手のひらを
璃奈の頭に乗せる。


瞳に愛おしさの熱を込め

大好きな女に突き刺した。


「璃奈が一番喜ぶプレゼントを
 毎年、贈りたいんだよ」


サンタじゃなくて
この俺が、一生な。


「プ…ププっ…プレゼントなんて
 いらないよ。
 桜ちゃんが買ってくれた
 お揃いの指輪で十分。
 私、一生大事にするもん」

「物欲なさすぎだな、璃奈は」

「それって、悪口?」

「アハハ~ 悪口じゃねぇよ。
 これでも一応、褒めてんの」

「ホントかなぁ?」

「でもさ彼女になったんだから
 俺のことを
 もっと欲しがってくれないとな」

「……欲しがるって?」

「こんな風に」

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