俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


俺は
指輪が煌めく左手を
璃奈の頬にあてる。

璃奈の肌が熱くて
俺に照れているのが
まるわかり。

璃奈のうるんだ瞳と
視線が絡んだ。

吐息がかかり合うほどの
至近距離。

俺を受け入れてくれた
かのように
璃奈が瞳を閉じる。

俺の唇の形にはまるように
璃奈の柔らかい唇が
沈み込んだ。


幸せなのに、
まだ、もの足りない。

璃奈の唇のぬくもりを
もっともっと感じていたい。

でも……

俺の唇の熱を感じて
恥じらう璃奈の顔も
見たい。

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