俺の気持ちに気づけよ、バーカ!
「あいつら、邪魔だな」
「桜ちゃん!!」
そんなこと言わないでよ!!
「ウソウソ。
俺の背中を押してくれた
サンタ達には
すっげー感謝してるから」
「……そうなんだね」
「璃奈のぬくもり。
全然足りてないからさ。
今、補充させて」
桜ちゃんは
甘いワイルド声をもらすと
私の肩に顔を乗せた。
整った顔が近すぎで、
私の顔が燃えそうになる。
逃げ出すなんて無理。
鍛えられ腕で
後ろから抱きしめられている
この状態。
このままずっと
桜ちゃんのぬくもりに
包まれていたいな……
そんな素直な思いを
伝えようと思ったのに
「なんかさ
俺ばっかり好きじゃね?」
桜ちゃんからは
ふてくされたような
低い声が。