俺の気持ちに気づけよ、バーカ!
俺の気持ちに鈍感すぎる姫は
ガガガと熱を上げた様に
頬をピンクに染め
なぜか、うつむきだした。
「だって私……
桜ちゃんって呼びたいんだもん……」
「なんで?」
「なんでって……」
「言えないわけ?」
「それは……」
「理由次第では、
璃奈のことを処刑するけど」
「しょっ……処刑っ?」
「ああ。
すっげー痛いやつな。
例えば……」
「私のお腹に、
包丁を突き刺すとか?」
ぷぷっ。
なにその、グロい処刑はさ。
やべっ。
笑い堪えるの、キツいんだけど。
キレ顔をキープしたくて、
俺は眉間にシワを寄せる。