俺の気持ちに気づけよ、バーカ!

「ねぇ璃奈ちゃん
 わかってる?」

「……なにを
 ……ですか?」

「亮くんと優くんと一緒に
 サッカーをしているから、
 うちの子が親に口答えするように
 なっちゃったの」

……えっ?

「同じサッカーチームじゃ
 なかったら、
 絶対にうちの子と遊ばせないわ」

「他のママたちも
 きっと思ってるわよ。
 子供に悪影響だから、
 亮くんと優くんには
 このサッカーチームから
 出て行って欲しいって」



広いグラウンドの隅。

私とボスママたち
4人だけの世界。

この狭い世界の中では、
なぜか亮くんと優くんが
絶対悪だった。

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