月夜に笑った悪魔 SS
「……っ」
ボタンをひとつはずすたびに、はずしていくスピードが落ちていくのが自分でもわかった。
肌が露になっていくにつれ、溢れ出す色気。
……ドキドして、まっすぐ見ることができなくなる。
相変わらずきれいな体。
鍛えられたその体に少し触れるだけでも心臓が飛び跳ねる。
それでもなんとかボタンをはずして、シャツを脱がし……。
上半身を脱がせたあとは、ズボンのベルトに手をかけた。
カチャカチャと鳴るベルト。
複雑な形のベルトというわけでもないのにもたついてすぐにはずせない。
……これは、なんというか。
サポートのためだけど……、イケナイコトをしているような気分。
本当にサポートのため、なんだけど!
変に意識してしまえば顔が熱くなって、心臓はさらにドキドキと加速。