御曹司の激愛に身を委ねたら、愛し子を授かりました~愛を知らない彼女の婚前懐妊~
角度を変え、何度もその弾力を楽しむが、長い睫がたまに小さく揺れるだけで菫が目を開く兆しはまるで見えない。
よほど疲れているのだろう。
黎の腕の中で安心しきった顔で眠っている。
「長い間、苦しかったよな。ごめん」
くす玉をチラリと眺めた後、黎は菫の身体を丁寧に抱き直した。
そして菫の背中に手を添えてあやすようにポンポンと叩く。
「ハンバーグの次は、菫好みのセレクトショップもあるから行こう。昔ピアノを習ってたって言ってたよな。個人レッスンをしている家も見かけたからもう一度習うのも悪くないんじゃないか?」
すでに眠っている菫に、黎は愛しげに話しかけている。
「菫を連れて行きたい場所が、この近くに色々あるんだ。想像もしていなかった未来だけど、きっと楽しいぞ」
切ない思い出ばかりの過去を後悔するより、笑い合い楽しめる未来を作っていくほうが建設的だ。
まずは菫をあちこち連れて行こう。そしてもう二度と苦しめないし泣かせない。
黎は菫の頭に顔を埋め、ようやく手に入れた温かさに心震わせた。
その後一カ月が経ち、菫と黎は順調に日々を重ねていた。
よほど疲れているのだろう。
黎の腕の中で安心しきった顔で眠っている。
「長い間、苦しかったよな。ごめん」
くす玉をチラリと眺めた後、黎は菫の身体を丁寧に抱き直した。
そして菫の背中に手を添えてあやすようにポンポンと叩く。
「ハンバーグの次は、菫好みのセレクトショップもあるから行こう。昔ピアノを習ってたって言ってたよな。個人レッスンをしている家も見かけたからもう一度習うのも悪くないんじゃないか?」
すでに眠っている菫に、黎は愛しげに話しかけている。
「菫を連れて行きたい場所が、この近くに色々あるんだ。想像もしていなかった未来だけど、きっと楽しいぞ」
切ない思い出ばかりの過去を後悔するより、笑い合い楽しめる未来を作っていくほうが建設的だ。
まずは菫をあちこち連れて行こう。そしてもう二度と苦しめないし泣かせない。
黎は菫の頭に顔を埋め、ようやく手に入れた温かさに心震わせた。
その後一カ月が経ち、菫と黎は順調に日々を重ねていた。