御曹司の激愛に身を委ねたら、愛し子を授かりました~愛を知らない彼女の婚前懐妊~
世間体を気にする菫の両親は結婚前の妊娠を激しく怒り、すぐにでも菫を実家に連れ戻す勢いだったらしい。
けれど菫がショックを受けてお腹の赤ちゃんに万が一のことがあってはいけないと、菖蒲が必死でそれを止めた。
そして赤ちゃんの父親が以前母が顔を合わせた弁護士の従兄弟だと思い出し、名刺をたよりに極に連絡を取り事情を話すと、極は驚くどころか面白がる様子を見せたそうだ。
『結婚していないのが問題なら、ふたりを結婚させればOKってことだよね。だったら俺に任せて。あ、これは弁護士活動じゃなくて黎の従兄弟としてひと肌脱ぐってことだから』あっさりそう言って、なにもかもを引き受けたのだ。
「それで菫は極に俺の実家に連れて行かれたんだな」
「うん……勝手にごめんね。でも極さんが突然迎えに来たから断れなくて」
「いいよ。想像がつく」
黎は腕の中に菫を抱き寄せた。食事と入浴を終えた後、ふたりは早めにベッドに入り久しぶりにゆったりとした時間を過ごしているのだ。
この一週間で状況が大きく変わったあれこれを話す菫に、黎はときおり相づちをうちながら聞いている。
けれど菫がショックを受けてお腹の赤ちゃんに万が一のことがあってはいけないと、菖蒲が必死でそれを止めた。
そして赤ちゃんの父親が以前母が顔を合わせた弁護士の従兄弟だと思い出し、名刺をたよりに極に連絡を取り事情を話すと、極は驚くどころか面白がる様子を見せたそうだ。
『結婚していないのが問題なら、ふたりを結婚させればOKってことだよね。だったら俺に任せて。あ、これは弁護士活動じゃなくて黎の従兄弟としてひと肌脱ぐってことだから』あっさりそう言って、なにもかもを引き受けたのだ。
「それで菫は極に俺の実家に連れて行かれたんだな」
「うん……勝手にごめんね。でも極さんが突然迎えに来たから断れなくて」
「いいよ。想像がつく」
黎は腕の中に菫を抱き寄せた。食事と入浴を終えた後、ふたりは早めにベッドに入り久しぶりにゆったりとした時間を過ごしているのだ。
この一週間で状況が大きく変わったあれこれを話す菫に、黎はときおり相づちをうちながら聞いている。