御曹司の激愛に身を委ねたら、愛し子を授かりました~愛を知らない彼女の婚前懐妊~
呆然と見守っていた菫がその答えを聞くまでもなく、黎の顔に浮かぶ満足げな表情を見ただけで白石病院での出産が決まったと、菫は理解した。
そして御曹司には御曹司のスタイルがあるのだろうと考え、ひとまず出産する病院が決まったことを喜ぼうと決めた。
「白石のおじさん、あ、院長だけど。たまたま実家に来ていてその場でOKだって。ちび、よかったな。あそこなら俺も立ち会えるし、会えるのが楽しみだな」
菫のお腹に話しかけ、表情を崩しわくわくしている黎が、菫はたまらなく愛しい。
そして遠回りしていた二年間、菫をあきらめずにいてくれた黎の強さに心から感謝したい。
そうでなければ今こうして黎の赤ちゃんを身ごもることなどなかったのだから。
「黎君」
菫は黎の顔を両手で包みこみふたりの視線を絡ませ合う。
すると熱に潤んだ黎の目が、真っすぐ菫を見つめ返す。
「黎君、大好き」
今日もその言葉を黎に伝えられる幸せをかみしめながら、菫は黎にキスをした。
【完】
そして御曹司には御曹司のスタイルがあるのだろうと考え、ひとまず出産する病院が決まったことを喜ぼうと決めた。
「白石のおじさん、あ、院長だけど。たまたま実家に来ていてその場でOKだって。ちび、よかったな。あそこなら俺も立ち会えるし、会えるのが楽しみだな」
菫のお腹に話しかけ、表情を崩しわくわくしている黎が、菫はたまらなく愛しい。
そして遠回りしていた二年間、菫をあきらめずにいてくれた黎の強さに心から感謝したい。
そうでなければ今こうして黎の赤ちゃんを身ごもることなどなかったのだから。
「黎君」
菫は黎の顔を両手で包みこみふたりの視線を絡ませ合う。
すると熱に潤んだ黎の目が、真っすぐ菫を見つめ返す。
「黎君、大好き」
今日もその言葉を黎に伝えられる幸せをかみしめながら、菫は黎にキスをした。
【完】


