御曹司の激愛に身を委ねたら、愛し子を授かりました~愛を知らない彼女の婚前懐妊~
黎はお互いの顔の高さを合わせるために菫の身体を引き上げると、素早く身体を回転させた。
「きゃっ」
あっという間にふたりの身体は反転し、黎は間髪入れず菫の身体をベッドに押しつける。
「俺はこうやって菫を押し倒したかったし、それ以上のことだってしたかった」
「あ……あの」
突然仰向けになった菫の視界には、菫の身体におおいかぶさる黎の色気に満ちた顔。
両手はシーツに縫い付けられ、身動きひとつできない。
「あ、あの、黎君」
黎の顔が吐息が触れ合うほどの近い距離に迫っている。
そのとき黎の唇が菫のそれに重なった。
熱い刺激が唇を覆い尽くし、菫の反応を引き出すようにしっとりと動いている。
「んっ」
菫にとってこれが初めてのキスだ。
驚いた上に呼吸もうまくできない。
息苦しさに口を開いた途端黎の舌が菫の口内に入りこみ、我が物顔で動き始める。
「れ、黎君」
両手はベッドに押さえつけられ、全身は黎の身体によって動きが制限されている。
ほぼ自由がない状況に一瞬不安を覚えたものの、黎の唇がその不安を消し去っていく。
「きゃっ」
あっという間にふたりの身体は反転し、黎は間髪入れず菫の身体をベッドに押しつける。
「俺はこうやって菫を押し倒したかったし、それ以上のことだってしたかった」
「あ……あの」
突然仰向けになった菫の視界には、菫の身体におおいかぶさる黎の色気に満ちた顔。
両手はシーツに縫い付けられ、身動きひとつできない。
「あ、あの、黎君」
黎の顔が吐息が触れ合うほどの近い距離に迫っている。
そのとき黎の唇が菫のそれに重なった。
熱い刺激が唇を覆い尽くし、菫の反応を引き出すようにしっとりと動いている。
「んっ」
菫にとってこれが初めてのキスだ。
驚いた上に呼吸もうまくできない。
息苦しさに口を開いた途端黎の舌が菫の口内に入りこみ、我が物顔で動き始める。
「れ、黎君」
両手はベッドに押さえつけられ、全身は黎の身体によって動きが制限されている。
ほぼ自由がない状況に一瞬不安を覚えたものの、黎の唇がその不安を消し去っていく。