【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
リカルドの部屋にある大きなベッドに腰掛ける。程なくして髪を拭く布を首にかけて上半身裸のリカルドが現れた。その見事な筋肉質の体を見て赤くなってしまう。昨夜リカルドは上に着ていたシャツは脱がなかったから、初めてその肉体美を目の当たりにしたことになる。大きな傷跡もなく、滑らかで綺麗だった。そのまま彫像になっていても不思議ではない程、引き締まった美しい姿だ。
「スイレン……来ていたのか」
苦笑して隣に腰掛けてくれると、石鹸の良い匂いがする。頭を撫でて愛しそうに見つめてくれるから、その目に溺れそうになる。いつも。
「スイレン……来ていたのか」
苦笑して隣に腰掛けてくれると、石鹸の良い匂いがする。頭を撫でて愛しそうに見つめてくれるから、その目に溺れそうになる。いつも。