【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「スイレンちゃん……落ち着いて聞くんだ。リカルドとワーウィックがガヴェアの魔法使いの攻撃によって撃ち落とされた。そこは僕達が……古き盟約によって近づけない場所で……」
「おい、口を閉じろブレンダン、この怪我で喋っている場合か。とにかく急いで縫合するぞ。医務室に急げ」
ブレンダンの言葉を遮るように何人かの竜騎士が彼を担ぎ上げて行ってしまう。事態が呑み込めずに呆然とするスイレンは後ろから袖を引かれて振り向いた。いつの間にか人化していたクライヴが黙ってスイレンの手を引いた。
「とにかく、こっちに来て。スイレン。僕がブレンダンの代わりに説明する」
その言葉に混乱しながらも何度も頷いて巨大な竜舎を後にすると、クライヴはリカルドの家に入り、ソファに彼女を座らせて、前に跪くと手を強く握りながら話し始めた。
「……良い? スイレン。これから僕がいう言葉は君に衝撃を与えるかもしれない。でも君は知らねばいけないことだ。とにかく、彼らを救う道が全部閉ざされたわけじゃない。それを踏まえて落ち着いて聞くんだ」
「おい、口を閉じろブレンダン、この怪我で喋っている場合か。とにかく急いで縫合するぞ。医務室に急げ」
ブレンダンの言葉を遮るように何人かの竜騎士が彼を担ぎ上げて行ってしまう。事態が呑み込めずに呆然とするスイレンは後ろから袖を引かれて振り向いた。いつの間にか人化していたクライヴが黙ってスイレンの手を引いた。
「とにかく、こっちに来て。スイレン。僕がブレンダンの代わりに説明する」
その言葉に混乱しながらも何度も頷いて巨大な竜舎を後にすると、クライヴはリカルドの家に入り、ソファに彼女を座らせて、前に跪くと手を強く握りながら話し始めた。
「……良い? スイレン。これから僕がいう言葉は君に衝撃を与えるかもしれない。でも君は知らねばいけないことだ。とにかく、彼らを救う道が全部閉ざされたわけじゃない。それを踏まえて落ち着いて聞くんだ」