【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
お風呂を済ませてリカルドの部屋の戸をノックするとすぐに出てきてくれた。彼も風呂上がりだったのか赤い髪がしっとりとしている。スイレンは微笑みながら彼に生活魔法をかけた。急に乾いた髪にすこし驚いた顔をしたが微笑んでスイレンの手を引いた。
「……待ってた」
大きなベッドに隣り合って座りしみじみと言った彼にスイレンは驚きながら時計を見た。そんなに待たせてしまっただろうか。確かに隅々まで体を洗っていたし待たせてしまったのかもしれない。
「ああ、ごめん、違うんだ。そういう意味じゃなくて、君とこういう風になることをずっと待ってた」
「リカルド様」
間近にあるリカルドの茶色の目は最初見た時から変わりない。意思強く真っ直ぐだ。この人の傍にこれからも居られるなら、それはなんて嬉しいことなんだろう。
「さっきワーウィックが言っていたことだけど……あれは本当だ。君のことが好きなんだ。言葉が上手くない俺には、これ以上なんと言い表せば良いのかわからないけど、最初見た時から惹かれていた。それから知っていく度に好きになるんだ。スイレン、好きだ」
ぎゅっとその大きな身体に抱かれてスイレンは泣きたくなった。彼は最初見た時からと言ってくれた。あの日、勇気を出して話しかけて良かったと心から思うのだ。あの一歩を踏み出さなければ二人の道が重なり合うことはなかったに違いない。
「リカルド様、私もすき……です。これからも、ずっと好きだと思います。私が死んでしまうまでずっと」
「スイレン、これから俺に何があったとしても覚えていて欲しい」
胸に埋めていた顔を上げて首を傾げたスイレンにちゅっと軽いキスを落としながら、リカルドは優しく微笑んだ。
「……待ってた」
大きなベッドに隣り合って座りしみじみと言った彼にスイレンは驚きながら時計を見た。そんなに待たせてしまっただろうか。確かに隅々まで体を洗っていたし待たせてしまったのかもしれない。
「ああ、ごめん、違うんだ。そういう意味じゃなくて、君とこういう風になることをずっと待ってた」
「リカルド様」
間近にあるリカルドの茶色の目は最初見た時から変わりない。意思強く真っ直ぐだ。この人の傍にこれからも居られるなら、それはなんて嬉しいことなんだろう。
「さっきワーウィックが言っていたことだけど……あれは本当だ。君のことが好きなんだ。言葉が上手くない俺には、これ以上なんと言い表せば良いのかわからないけど、最初見た時から惹かれていた。それから知っていく度に好きになるんだ。スイレン、好きだ」
ぎゅっとその大きな身体に抱かれてスイレンは泣きたくなった。彼は最初見た時からと言ってくれた。あの日、勇気を出して話しかけて良かったと心から思うのだ。あの一歩を踏み出さなければ二人の道が重なり合うことはなかったに違いない。
「リカルド様、私もすき……です。これからも、ずっと好きだと思います。私が死んでしまうまでずっと」
「スイレン、これから俺に何があったとしても覚えていて欲しい」
胸に埋めていた顔を上げて首を傾げたスイレンにちゅっと軽いキスを落としながら、リカルドは優しく微笑んだ。