【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
「何があったとしても、俺はきっと君のところに帰ってくる。どんなことがあったとしても、何をしてでも、生きる術を探り泥水を啜ってでも君のところに帰るよ。そう思える程に大事なものが持てて本当に嬉しいんだ」
もう一度ぎゅっと抱き合って、一度軽く離れるとリカルドはスイレンの腕に目を留めた。リカルドとワーウィックを助けるために森を歩いていた時にどこかに打ち付けてしまったのか、大きなアザが出来ていて、眉間に皺を寄せて大きな手でそれを撫でた。
「……痛くないか?」
その言葉に慌てて首を振ったスイレンはしまったと思った。それに目を留められる前に灯りを消してもらう予定だったのに、リカルドの情熱的な愛の言葉に酔ってしまってすっかり忘れていた。
「えっと、ちゃんともらったお薬も塗ってますし、見た目はひどく思われるかもしれませんけど痛くないんですよ」
その説明を聞きながら痛ましく見つめるその顔を見て悲しくなってしまう。この人をこんな顔をさせたい訳じゃないのに。
「見せて。他にも傷があるの?」
もう一度ぎゅっと抱き合って、一度軽く離れるとリカルドはスイレンの腕に目を留めた。リカルドとワーウィックを助けるために森を歩いていた時にどこかに打ち付けてしまったのか、大きなアザが出来ていて、眉間に皺を寄せて大きな手でそれを撫でた。
「……痛くないか?」
その言葉に慌てて首を振ったスイレンはしまったと思った。それに目を留められる前に灯りを消してもらう予定だったのに、リカルドの情熱的な愛の言葉に酔ってしまってすっかり忘れていた。
「えっと、ちゃんともらったお薬も塗ってますし、見た目はひどく思われるかもしれませんけど痛くないんですよ」
その説明を聞きながら痛ましく見つめるその顔を見て悲しくなってしまう。この人をこんな顔をさせたい訳じゃないのに。
「見せて。他にも傷があるの?」