【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
低くて響きの良い声でリカルドは茶色の髪の青年に言った。ワーウィックという名前はもしかしたらこの赤い竜のことだろうか。彼は騎乗していた大怪我をした竜の命乞いをしてガヴェアに捕まったのだと聞いた。
そっとスイレンは乗っている竜の体を検分する。滑らかで美しい赤い鱗。大きな傷がついているようには思えないが。
「王の命令だ。ワーウィックに魔法の秘薬を使った。イクエイアスが嘆願したんだ。お前を救出するために数えきれぬほどの人間がどれだけ骨を折ったと思っている。その間お前は可愛い女の子といちゃついていたかと思うと嫌になるよ」
その言葉に共に空を飛んでいる他の竜騎士達からも笑い声が上がる。もしかして自分のせいでリカルドをそういう立場に追いやってしまったのではないかとスイレンは気が気ではなかった。スイレンは勇気を出してブレンダンに言った。
「あのっ……違います。竜騎士さまは何も……していません。私が勝手に近づいて、勝手に……そのっ……」
そっとスイレンは乗っている竜の体を検分する。滑らかで美しい赤い鱗。大きな傷がついているようには思えないが。
「王の命令だ。ワーウィックに魔法の秘薬を使った。イクエイアスが嘆願したんだ。お前を救出するために数えきれぬほどの人間がどれだけ骨を折ったと思っている。その間お前は可愛い女の子といちゃついていたかと思うと嫌になるよ」
その言葉に共に空を飛んでいる他の竜騎士達からも笑い声が上がる。もしかして自分のせいでリカルドをそういう立場に追いやってしまったのではないかとスイレンは気が気ではなかった。スイレンは勇気を出してブレンダンに言った。
「あのっ……違います。竜騎士さまは何も……していません。私が勝手に近づいて、勝手に……そのっ……」