【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
お慕いしていただけだと、そう言ってしまって良いものかスイレンは迷った。リカルドはぐっと腕に力を込めてスイレンを自分の前へと座らせると腕で囲むように彼女の前にある手綱を握った。
「ブレンダンは俺を揶揄っているだけだ。君は何も言わなくて、良い……ブレンダン、この腕輪は外せないのか。能力封じの腕輪を嵌められている」
「それでこんなちんたらしたスピードで飛んでたんだな。良いよ、僕の予備の強化魔法具持って来ているから、お前と彼女の分もほら」
器用に竜を衝突寸前まで近づけると、ブレンダンはリカルドに腕輪を渡した。リカルドは迷うことなくその腕輪を身につけると戸惑っているスイレンの腕に腕輪を通しながら、優しく囁いた。
「……心配しなくても大丈夫だ。君の体は今のままでは竜の飛ぶ速度に耐えられない。それを強化する魔法具だ」
魔法具。それは魔法をそのまま封じている道具のことで、どんな小さな魔法だとしても庶民には目が飛び出る程の金額がするものだ。
「ブレンダンは俺を揶揄っているだけだ。君は何も言わなくて、良い……ブレンダン、この腕輪は外せないのか。能力封じの腕輪を嵌められている」
「それでこんなちんたらしたスピードで飛んでたんだな。良いよ、僕の予備の強化魔法具持って来ているから、お前と彼女の分もほら」
器用に竜を衝突寸前まで近づけると、ブレンダンはリカルドに腕輪を渡した。リカルドは迷うことなくその腕輪を身につけると戸惑っているスイレンの腕に腕輪を通しながら、優しく囁いた。
「……心配しなくても大丈夫だ。君の体は今のままでは竜の飛ぶ速度に耐えられない。それを強化する魔法具だ」
魔法具。それは魔法をそのまま封じている道具のことで、どんな小さな魔法だとしても庶民には目が飛び出る程の金額がするものだ。