【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
スイレンが翌朝起きた時、もう日は高くなっていてぐっすりと眠ったままのリカルドに後ろから抱き込まれたままの状態だった。体を捻らせて苦労してその太い腕から逃れる。昨夜、自分は快感の中で気を失ってしまったけれど、その後彼はちゃんと後始末をしてくれたのか、体はさらっとしていて、たくさんの液体を出されたはずのところからもだらだらと垂れてくることはなかった。
いつも精悍な彼の寝顔を見ると本当に可愛い。見ているだけで愛しさが溢れてくる。
初めて見たあの時、彼は遠い檻の中に居た。今は隣に居て、あどけない寝顔を見せてくれている。
「リカルド様……すき……」
条件反射のように頬にキスをしてしまった。今日はあの時のように彼は起きなかった。遠かった彼を身近に感じるたびに、あの時に勇気を出して良かったと何度でも思うのだ。じっくりと寝息を立てている彼を見ているこの時に、愛していることを実感する。
時間を忘れてじっとその顔を見入っている間に瞼が動いて彼は目を開けた。
「……スイレン起きてた?」
横になっているリカルドを傍で座ったまま自分を見下ろしていたスイレンを見てとろけそうな笑顔を見つめる。
「私、途中で気を失ってしまったみたいでごめんなさい」
「……起こしてくれたら良かったのに。謝ることないよ、こっちも無理させてごめん」
寝癖をつけたままひどく眠そうな目をしているリカルドは上半身を起こすと、裸のままで薄い毛布だけを巻きつけているスイレンを優しく見つめている。
「大丈夫です。すごく……私嬉しくて……」
感極まって涙を落としそうになっているスイレンを抱き寄せてリカルドは頷いた。
「うん、俺もすごい嬉しいよ。君みたいな可愛い女の子が自分の恋人なのが信じられないな」
いつも精悍な彼の寝顔を見ると本当に可愛い。見ているだけで愛しさが溢れてくる。
初めて見たあの時、彼は遠い檻の中に居た。今は隣に居て、あどけない寝顔を見せてくれている。
「リカルド様……すき……」
条件反射のように頬にキスをしてしまった。今日はあの時のように彼は起きなかった。遠かった彼を身近に感じるたびに、あの時に勇気を出して良かったと何度でも思うのだ。じっくりと寝息を立てている彼を見ているこの時に、愛していることを実感する。
時間を忘れてじっとその顔を見入っている間に瞼が動いて彼は目を開けた。
「……スイレン起きてた?」
横になっているリカルドを傍で座ったまま自分を見下ろしていたスイレンを見てとろけそうな笑顔を見つめる。
「私、途中で気を失ってしまったみたいでごめんなさい」
「……起こしてくれたら良かったのに。謝ることないよ、こっちも無理させてごめん」
寝癖をつけたままひどく眠そうな目をしているリカルドは上半身を起こすと、裸のままで薄い毛布だけを巻きつけているスイレンを優しく見つめている。
「大丈夫です。すごく……私嬉しくて……」
感極まって涙を落としそうになっているスイレンを抱き寄せてリカルドは頷いた。
「うん、俺もすごい嬉しいよ。君みたいな可愛い女の子が自分の恋人なのが信じられないな」