【5/10書籍2巻3巻同時発売】ひとりぼっちの花娘は檻の中の竜騎士に恋願う【コミック3巻発売中】
それをこともなげに渡すブレンダンにも驚くが自分にそんな貴重なものを使ってしまって大丈夫なのだろうか。戸惑い黙ったままのスイレンの腕にそれを通すと、今騎乗している赤い竜ワーウィックに言った。
「行くぞ、ワーウィック。ヴェリエフェンディの王都まで最速で飛ばせ」
言葉が終わらない内に、ぐんっと後ろに引っ張られるような力を感じてスイレンはリカルドの胸に頭をぶつけた。周囲の景色がとける。それは比喩ではなく初めて見るその光景に驚き、目を瞬いた。
「大丈夫だよ、すぐに着く」
すこし笑いを含んだ低い声が耳元でしてスイレンは小さく頷いた。
「行くぞ、ワーウィック。ヴェリエフェンディの王都まで最速で飛ばせ」
言葉が終わらない内に、ぐんっと後ろに引っ張られるような力を感じてスイレンはリカルドの胸に頭をぶつけた。周囲の景色がとける。それは比喩ではなく初めて見るその光景に驚き、目を瞬いた。
「大丈夫だよ、すぐに着く」
すこし笑いを含んだ低い声が耳元でしてスイレンは小さく頷いた。