エリート脳外科医の独占愛に、今夜も私は抗えない
好き。大好き。
そんな想いが膨れ上がり、これまで抑え我慢してきた分、自分でも制御ができない。
「楓……」
キスの合間に囁く雅史の声はひたすら甘く、ふたりの呼吸が乱れればその先は必然。
ソファにゆっくり押し倒され、雅史が楓を組み敷く。見つめ合う瞳に〝今すぐキミが欲しい〟と乞われたら、素直に従いたくなる。
「よく聞いて。キミは俺のものだ。誰にもやらない。……絶対に」
独占欲にまみれた言葉と切なくかすれた声に胸が打ち震える。
寝起きですっぴんなのも、今が朝なのも、どうでもいい。求められるままに自分をさらけ出すだけ。
「雅史さん」
名前を呼ぶ声は、自分でも驚くほど情欲に満ちていた。
雅史が困ったように微笑む。