俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 内容を確認するために通知を除くと、1件連絡が届いていた。

『こは~、お元気にしてる? こっちは朝八時だよ。撮影は順調?』

 いつも明るく前向きな香澄からの連絡に思わず心が踊る。実の所、玲二との契約結婚に関しても唯一相談している人だった。
 私はすぐに返信を返す。

『香澄先輩、こんにちは。あ、そっちだとおはようございます、なのかな。私は元気です! 撮影も最初は緊張してましたが、今のところうまく行っています!』

 香澄からも今は時間があるのか、数分後にはまた連絡が来た。

『よかった。初めての海外って言ってたもんね。帰ったら色々聞かせて~。お土産も期待立てるよ♡』

 お調子者な性格が文面にも現れており、くすりと笑っていると。スマートフォンを覗き込む私に上から影が落ちた。
 驚き見上げると、そこにはどこか面白くなさそうな面持ちをした玲二がいた。
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