俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
私の中の恋というものはもっと穏やかで、温かい気持ちになるものだった。ここまで心の中をぐしゃぐしゃにしていく嵐のような気持ちが果たして恋と呼べるのだろうか。
俯きながら語る私の言葉を一文字も聞き逃さないように香澄は真剣な面持ちで聞いてくれた。
心に溜まった膿を全て吐き出すように言葉を紡げば、様々な感情が溢れ出てきて。支離滅裂だったと思う。それでも香澄はしっかりと相槌を打ち、ときには優しく笑みを向けてくる。