俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 香澄の言葉に思わずポカンと面食らだだ私は目を瞬いた。たしかに言葉だけを並べてみれば、玲二は私にとっての救世主なのだ。
 女にだらしなあとはいっても、実際に今その現場を見たわけでもないし、時が経って落ち着いている可能性もある。

 再開した当初、出会い頭に偏見の目を向けてしまったことが少し申し訳なく思った。

「んじゃ、こははこれから自分の恋に向けて頑張っていくとして! ……私、もっと色々芸能関係の話、聞きたいんだけど! なんかないの、この芸能人は実はこんな人だったとか」

「ええと……実はまだ、表立って女優としての活動はほとんどしていなくて……」

「えええ! うっそ! なんで、どうして? 今、あんなにも世間で話題になってるのに? 『花宮いつきの娘、花宮こはる。ルナトーンのイメージモデルに抜擢!』って芸能雑誌にも取り上げられてたし、ネットでもすごい話題になってるよ」
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