俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
「あ、あの遠藤くん。このことはどうか見なかったことにしてくれると……」
「…………花宮はこの人と付き合ってるのか?」
遠藤は硬い面持ちのまま私に質問をしてくる。
まあそうだろう。控室を除いたら抱き合う男女がいたのだ。そう思って当然のことだろう。
だがその質問は私にとって非常に答えにくい質問であり、思わず口籠もってしまうのだがーー。
「いや違う」
突如、玲二が私たちの会話に割り込む。
私の身体を胸に収めたまま、悠然とした様子で答えた。
「付き合う? それ以上の関係だ。ーーこはるは俺の妻だ」