俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
「そんなに目を潤ませるくらい嬉しいのか? 俺にキスさせんのも、抱かれるのも嫌じゃねえんだろ?」
俺の言葉にこはるは真っ赤な顔を頷かせる。そしてようやくその桃色の唇を開いた。
「私も………………玲二さんのこと、好きです」
そう言った途端、こはるは跪いていた俺の首に手を回して飛びついてきた。ふわりと甘い石鹸の香りが鼻腔をくすぐる。いきなりのことに驚きつつ、愛らしい態度に思わず顔が緩んでしまいそうになった。
ーーああ、なんで可愛いんだ。
そんな感情が心を支配し、いっそこのままこの場に押し倒したいという欲望を覚える。そんな煩悩に悩まされている俺とは裏腹に、こはるは俺の肩口に顔を埋めていた。
そしてぽつりと呟く。