俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
私が笑ったことに対して玲二の耳がさらに赤く染まったような気がしたのは気のせいだろうか。
「……こんな話はもういい。それじゃあ今からは食器やらなんやらの生活雑貨を揃えにいくぞ。正直これも内山に用意させればいいと思っていたが…………女はこういうのは自分で見て揃えたいんだろう?」
強引に空気を変えるかのように玲二は言うが、私はその言葉に反射的に答える。
「……というか、もしかしてその生活雑貨もさっきの家具みたいに高級なものばかりですか……?」
「当たり前だ、俺を誰だと思っている」
玲二の言葉に私は顔を青ざめさせる。
家具なんかはまだいい。長く使い続けるものだからだ。多めに見ることはできる。だが、普段から使用する食器はダメだ。普段使いする食器が数十万、下手をすればそれ以上の高級品では気が休まる暇もない。
いつ割れるかも知らないものを毎日使い続けるなんて、庶民派の私にとってストレスになるに決まっている。