俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

「そ、そういう高いものより、私は雑貨屋さんとかで可愛くて使いやすく、なおかつお得なものの方が断然いいです! あっそうだ。よし、私のよく行く雑貨屋さんに行きましょう」

 否応なく意見を押し通し、内山さんに頼んで雑貨屋へと向かった。途中「これだから庶民は」という玲二の呟きが聞こえたが軽く受け流した。



「それでは内山さん、少し待っていてください」

「かしこまりました」

 目的地へと着くと私は内山に声をかけて車を降り、後ろでもたつく玲二を横目で見ながら足を進める。着いたのはお洒落でありがらリーズナブルでもあり、若者にも人気のあるチェーン店の雑貨屋だった。
 店内に足を踏み入れるとほのかにアロマ香りが鼻腔をくすぐる。自宅ではほとんどアロマを焚くことはないのだが、香りものを楽しむのはかなり好きだった。
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