俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
玲二は渋々と私の後ろをついていたが、店内に入るとどこか物珍しそうにあたりを見渡している。
「……物が所狭しと並んでて、いかにも庶民向けだな。………………まぁでもたまにはこういうのも悪くない」
「庶民って一言余計ですが、お褒めに預かり光栄です。……それにしても玲二さんは普段こういうお店には来ないんですか?」
「ああ、まず買い物は基本的に内山に頼むし、自分で購入しに行くとしてもチェーン店に入ったことはないな。大量生産されるような雑貨を使用した記憶も今までにない」
話を聞き、やはり自分とは住む世界が違うのだと思い知る。だが、今日はそんな野暮なことは抜きにして買い物を楽しみたい。