俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜
「これ、買うぞ。あそこの店員のいるレジに持っていけばいいのか?」
こくりと頷く私を置いて、玲二は目的の場所へと足を向かわせる。慌てて私もその背中を追い、レジの列へと並んだ。
なぜだか心の奥底が熱を持ち、不思議と温かな気持ちになっていた。
店員とのやり取りの中で2セットで1500円の茶碗に対し、ゼロが2つ足りないのではと物申す玲二に一瞬思考が止まったりすることもあり。
私たちは今時の若者らしい買い物を終えた。その後、昼食を取りに行ったこともないほどの高級な店舗へと赴いたり、そのほか暮らす上で不足しているものを購入していったりして、気がつくと日が落ちていた。
車でアパートの前まで送ってもらった帰り際。