俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

「1週間後、迎えにくる。そのときからお前は俺の妻になる。届出もその足で出しに行くからせいぜい準備していろよ」

「…………あの、本当に私たち夫婦になるんですか?」

 おそるおそる尋ねる私に対し、玲二の顔つきは突如不機嫌さを伝えてくる。小さく鼻を鳴らし横柄な様子で腕を組んで私の双眸を睨みつける。

「今日のは全て結婚生活のための事前準備だ。最初に言ったよな? ……それかなんだ、俺が嘘を言うとでも?」

「そうではなく、いまいち実感が足りなくて」

「……ああ、こはるはそういうのをお望みか。なら、実感させてやる」
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