俺様御曹司の隠された溺愛野望 〜花嫁は蜜愛から逃れられない〜

 呆然とする私の開いた口唇に分厚い舌が入り込み縦横無尽に蹂躙する。油断に加え、あまりの衝撃で動けない私をよそにねっとりと舌を絡められ、慣れないキスに息苦しさに胸を喘がせた。
 玲二の舌が私の上顎をなぞったとき、びくりと身体が跳ね、その衝撃でようやく目が覚める。

「……っ、やめて!」

「なんだ、身体、めちゃくちゃ熱くなってるのにここでやめたら物足りねえんじゃないのか」

「……うるさい、もう帰って」

 呼吸を荒げつつ眉を釣り上げる私にニヤリとふざけた笑みをこぼし、玲二はわしゃわしゃと私の栗色の髪を撫でた。その動作と先程のキスによって乱れた髪を整えてていると、玲二は背を見せて後ろ手に手を振った。
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