社長さんの溺愛は、可愛いパン屋さんのチョココロネのお味⁉︎
***
「くるみちゃん、私、ちょっとお手洗い行ってくるね」
鏡花がそう言って、「悪いんじゃけどこれ、見張っちょいてくれる?」とスイーツが山盛りになった皿をくるみに託す。
(鏡花ちゃん、スイーツばっかり取りすぎじゃろ)
鏡花が、「たくさん食べんと損!」と様々な料理が載った長テーブルを目指した時には、くるみはてっきり料理をお腹いっぱい食べようね!と意気込んでいるんだと思っていた。
なのに――。
実際の鏡花はスイーツが載った端っこのテーブル目掛けて一直線で、料理には見向きもしなくて。
一緒にいたくるみは思わず「えっ」と声を上げたのだ。
「知っちょった? くるみちゃん。ここのホテルのバイキングのスイーツ! 都会から超有名なパティシエが作ったケーキとか取り寄せちょるらしいんよ。それこそケーキビュッフェも真っ青なバリエーションの豊富さらしいんっちゃ。その証拠にほらアレ――」
「くるみちゃん、私、ちょっとお手洗い行ってくるね」
鏡花がそう言って、「悪いんじゃけどこれ、見張っちょいてくれる?」とスイーツが山盛りになった皿をくるみに託す。
(鏡花ちゃん、スイーツばっかり取りすぎじゃろ)
鏡花が、「たくさん食べんと損!」と様々な料理が載った長テーブルを目指した時には、くるみはてっきり料理をお腹いっぱい食べようね!と意気込んでいるんだと思っていた。
なのに――。
実際の鏡花はスイーツが載った端っこのテーブル目掛けて一直線で、料理には見向きもしなくて。
一緒にいたくるみは思わず「えっ」と声を上げたのだ。
「知っちょった? くるみちゃん。ここのホテルのバイキングのスイーツ! 都会から超有名なパティシエが作ったケーキとか取り寄せちょるらしいんよ。それこそケーキビュッフェも真っ青なバリエーションの豊富さらしいんっちゃ。その証拠にほらアレ――」