至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-
そして、わたしの視線に気づくと、にこっと笑う。
「すばる、久しぶり」
「お、お久しぶり、です。えっと、静日くん……、なんで学校に……?」
開いた口が塞がらない。
静日くんは、少し考えるような仕草をして。
「んー、湊に煽られたから……。いや、楽しそうだったから?」
「……はあ」
「はは、嘘だよ。すばるに会いたかったから」
「っ!? ……うぐっ」
体が急に圧迫されたかと思ったら、いつの間にか静日くんの腕の中にいた。
……幻でもなんでもない。
ほのかに甘いムスクの匂いも、わたしよりちょっと低い体温も。
本物の静日くんだ……。
静日くんにまた会えた……。
龍泉閣でしか会えないはずの静日くんに……。
「っ、うぅ……」
「うわーそんなに泣くほど苦しかった?」
「ちが……静日く……会、っ……」
「あーあー、そっかあ。泣いちゃうくらい俺に会いたかったんだね」
「……う、ん」
「っ、………。へえ、そう」