美琴ちゃん、大丈夫?
「クリスマスに、イルミネーションで会った女の人…?」
純さんが、ゆっくり頷いた。
そうだ…純さんに好意を持っていた女の人。
大人っぽくてお化粧もしてたから雰囲気が違ってわからなかったけど…
儚げな雰囲気とかまさに、長谷川さんのそれ。
「「…」」
「ん?どうしたの?」
1人ついて来れない歩さんが私と純さんを交互に見る。
「純さんの会社の女の人が…いたんです。純さんと同じクラスに。」
「美琴ちゃんには言ってなかったんだよ。長谷川さんの名前…苗字すらも。…ね?」
私が頷くと歩さんは悪寒がしたのかス…と自分の体を抱きしめる。
「「「…」」」
ゾワゾワと背筋が凍った。
コンコン。
病室のドアが
ノックされた。
「「「!!」」」