美琴ちゃん、大丈夫?
ドアがゆっくりと開く。






「……柊。元気そうだな?」





私はその見慣れた人物にホッと胸を撫で下ろした。





「…ビ、ビックリさせないでください、先輩」




私は咄嗟に振りかぶっていたフォークを、そっと机に戻した。





「え?普通にノックしたつもりなんだが…なんかすまん。」





私の直属の先輩、佐藤警部補。

ガタイが良くて強面で、仕事もストイックなので冷たく見られがちだけど

実は動物好きの優しい先輩だ。





はー、ビックリした。心臓が飛び出た。




ふと横に目をやる。




「…仲良しですね。」





「「…」」



イスから崩れ落ちて抱き合う純さんと歩さんが苦笑いした。

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