【書籍化&コミカライズ】離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています(離婚予定の結婚なのに〜)
まさかこんなところで持ち出されるとは思わなくて、スプーンを持ったまま、私も聞き入ってしまう。

「これまで特に会話などは無かったふたりだが、あのときから似たようなものを感じることに気づいたんだ」

「似て、いる……?」

よくわからず、つい、口を挟む私。

「ふたりは、いつも仕事に熱心で、業務だろうと時間外だろうと、当たり前のようにわしを気にかけてくれる優しさを持っているだろう。これはいくら秘書でも、なかなかできることではない」
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