【書籍化&コミカライズ】離縁前提の結婚ですが、冷徹上司に甘く不埒に愛でられています(離婚予定の結婚なのに〜)
いい関係――。
そうなれたら、どんなに素敵だろう。
けれども……心で頭を振る。
会長は、私が忠告を受けていることを知らない。
『どうなっても知らないですよ』
さっきも、耳元でそう囁かれた。
何も知らない会長は、嬉しい妄想ばかりしてくれるけれど、彼にとっては迷惑極まりないことなのだ。
ちらりと、隣で優雅にコーヒーを口に運ぶ島田さんに視線を向ける。