総長様と契約恋愛始めました!
そう言ってまた私の腕にしがみついてぷくっとほっぺたを膨らませている真琴くんはほんとに天使のように可愛いお顔だった。
「…………私、普段敬語以外で話しないから……ぎこち無いかもしれないけどいいで……いいかな……?」
早速ぎこち無い感じになり途端に恥ずかしくなる。
別に敬語でずっと話していたいわけではない。
ただ気軽に話せる友達が今までできたことがないから違和感がすごくて恥ずかしくなる。
「上出来!早く慣れてもらって、遥翔くんに自慢しちゃお」
「自慢?…………」
そこで授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。
この人気が全くなかった廊下にも多くの人が流れ出てくる頃だろう。
真琴くんとふたりでいるところを見られると誤解を産みかねないから早く教室戻ろう!
「………じゃあ真琴くん!私教室先戻るね!送ってくれてありがとう」
「全然だよ~今日から毎日よろしくね、恋ちゃん」