総長様と契約恋愛始めました!
そこからは普通に授業を受け、昼休みを過ごしてまた授業。
いつもと変わらない日常を過ごしていると、さっきの出来事が夢だったのではという感覚に陥る
放課後になり、今日は早く帰らなければならないことを思い出し、慌ててノートを回収したら職員室まで運ぶ。
高速で靴を履き替えて、多くのお迎えの車が止まっている立派な門の近くまでいく。
「……………………いいな………」
この学園に通っている者で徒歩通学をしているのは私くらいだろう。
家の車がむかえにきて登下校というような贅沢はもうできないとわかっていても、どうしても羨ましく思う気持ちは無くならない。
「何がいいの?」
「ひゃっ!…………遥翔先輩………びっくりしました…………」
いつの間にか私の近くに来ていた遥翔先輩に驚いてしまう。
…………声に出しちゃってたんだ………恥ずかしい……
「何でも無いです!…………こんな所で私と一緒に居るの見られて大丈夫ですか?」
「ん?別に。人も減ってきたし……あと俺は車ここに呼んでないから」
「え?………ここじゃない?……」
この学園に車を停められる門はここしかない。
てっきりここに車を呼んでいるからここに集合なのかと思ったけど………
「俺は毎回職員用の所に呼んでる。西園寺の車だからな」
………………なるほど。学園長の車だから許されているんだろうな………
恐るべし格の違い!!